女性のご相談窓口 乳がん検診 乳がんの精密検査 ステレオガイドVAB(通称マンモトーム) 乳腺など
ピンクリボンブレストケアクリニック表参道では乳がん検診、乳がんの精密検査、マンモトーム生検、乳腺に関するいろいろなお悩み相談にも対応しております。
お気軽にご相談下さい。
皆様のご質問に院長・ピンクリボンアドバイザー認定スタッフが回答致します。
お返事は診療と平行のため4週間を目途としております。
皆様の相談内容とそれに対するクリニックからのお答えは、他の方の疑問解決にもお役立ていただくために、当クリニックのご相談窓口の公開情報として掲載されます。
したがって、個人の特定につながる内容や医療情報、個人情報の保護に反する場合、ご相談の主旨と関係のないいたずらメール等の場合は、掲載を非公開とさせていただき、ご返信する場合がありますのでご了承ください。
治療内容のご相談は、現在の詳細な診療情報や画像資料が必要であることが多く相談窓口での責任あるご返答が難しい場合があります。
お急ぎのご質問や、治療方針のご相談、術後の生活相談などの場合は、看護相談外来またはブレストケアカウンセリング、セカンドオピニオン外来でご相談をさせていただきますので、まずはお電話でご確認のうえ、ご予約をお願い致します。
投稿詳細
-
昨年3月、自発的にエコー検査をしたところ充実性腫瘤と診断されたものの、特に気にするものではないと言われました。
今年7月に会社の健康診断でエコー検査を行ったところ、両側乳腺腫瘤・乳腺のうほう症と診断され、C12(1年後の経過観察)とかかれていました。
家族に乳がん経験者はいませんが、不安で仕方がありません。昨年3月の診断結果から悪化しているということでしょうか。
役に立った! 0りんご様、ご質問ありがとうございます。
健康診断で両側乳腺腫瘤(しこり)と乳腺嚢胞のご指摘を受け、一年後の経過観察であったということですね。
画像を拝見していませんので詳しい内容はこちらでは分かりかねますが、しこりのほとんどが良性であることが多く、一年後の経過観察指示であったということですのでおそらく悪性強く疑うようなしこりではなかったからかと思われます。
昨年3月にはない新しいしこりが認められた可能性も考えられます。
また、乳腺嚢胞は乳腺内に水が溜まった袋が出来たもので、女性ホルモンの影響で大きくなったり、小さくなったり、消失したりします。痛みやしこり感、違和感を感じることがありますが直接癌に変化することはありませんのでご安心下さい。
このまま指示通り一年後の経過観察でよろしいかと思われますが、ご心配でしたら乳腺科の診察(保険診療、必要な検査も含まれます)をご受診下さいね。その際は検査結果と画像データをご持参されることをお勧め致します。
どうぞお大事にされて下さい。
役に立った! 0ご返信ありがとうございます。
その後、近所の乳腺科を受診し、先生からは嚢胞内の水が濃縮しているものを腫瘤と診断したのだろうとお話しいただきました。
その時は納得したのですが、ここの記事を読んでいると、針生検をしないと腫瘤の実のところはわからない?とあり、また不安になっています。
針を使って中身の細胞を採取しないと、腫瘤が良性かは判断つかないものでしょうか?
また自分では脇の下あたりにコリコリとしたしこり?があるように感じるのですが、先生は乳腺に触っているのだと思うという見解でした。
自己触診をしようにも、どういったしこりが良くないものなのか自分では判断つきません。
触診が効果的な時期(生理後でしょうか?)、触診のやり方(両手で?押しつぶすように等コツはありますか?)、注意すべき触感を教えていただけると嬉しいです。
役に立った! 0りんご様、ご質問ありがとうございます。
濃縮した嚢胞(濃縮嚢胞)とは、嚢胞(水がたまった袋)が時間の経過と共に古くなると嚢胞内にタンパク成分が混在した状態になります。
典型的な濃縮嚢胞であれば画像のみで判断することが出来るのですが、腫瘍と紛らわしく写る場合があります。
おそらく今回は比較的画像のみで判断のつく濃縮嚢胞であったのではないかと推測されます。
脇の下のコリコリとしたしこり感については、正常な乳腺の一部またはリンパ節の可能性が考えられます。
自己触診は初め慣れるまでは毎日行い、慣れてきましたら月に1回生理後の乳房が張っていない時期に行うことをお勧め致します。
また、そのやり方は人差し指~小指の4本指の腹を使って、小さなひらがな「の」字を乳頭部から外に向けてクルクルと時計回りにゆっくり動かしながら行います。指と肋骨で乳腺をはさむように優しく行ないます。
お風呂の中でボディーソープがついた状態やお風呂上りにクリームやオイルをつけた状態等で行なうのがお勧めです。
さらに、乳頭部を優しくつまみ乳頭から分泌物が出ていないかの確認も大切です。
良性のしこり等は柔らかく動きのあるものがほとんどですが、悪性の癌では硬く動きがないのが特徴です。しかし例外もありますので、ご心配な症状がありましたら早めにご受診されることをお勧め致します。
どうぞお大事にされて下さい。
役に立った! 0