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投稿詳細
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先日母が乳癌と診断されました。
現在癌腫瘍は左胸、左脇リンパ、座骨にあり、
ステージとしては、T2N1M1(ステージⅣ)→CT、MRI結果から判断。
先ずは、直ぐに手術と言うわけでなく、薬物療法がメインとなってくる。その後、乳がんの種類にもよって変わってくるが、ホルモン療法、抗がん剤(ドセタキセル?)、分子標的治療(パージェタ、パーセプチン)を組合せながら行っていく。
上記療法を用い、腫瘍が小さくなるのを狙っていく。
現代の医療ではステージⅣの病症を抑え込むことは出来るが、完全に治すことは難しい。
と医師から伝えられたとのことで、先日1回目の治療を終えました。
しこりは6cmとのことで、薬物療法が優先と伝えられたのですが、手術をしないのは薬物療法で癌が小さくなる可能性があり、乳房温存手術をする事を目的としているのか分かりません。個人的には、手術が可能であるなら、なぜすぐに手術をしないのか?手術をした方が確実ではないのか?等色々疑問があります。
私は海外に住んでいるので、すぐに母の元へと行けないので、医師の話を伺う事ができない為、この場を借りて質問させて頂きました。
又、ネットで色々検索すると、M+F 療法という治療方法も見つけました。
ネット情報では色々誤った情報があると思うので、アドバイスを頂けると幸いです。
役に立った! 0N様
お母様が乳がんの診断を受けられ、大変ご心配の事と思います。
一般的に抗がん薬治療を行う目的は、どこかに潜んでいる可能性のある微小転移を根絶させることで再発率・死亡率を低下させるために行います。
一方、他の臓器に転移している場合や再発した場合には、癌細胞を完全に根絶させることは困難ですので、進行を抑える事で延命効果を得たり、症状を和らげる目的で抗がん薬を用います。
術前術後の治療については、乳がんの性質と再発の危険性を予測する因子(腫瘍の大きさやリンパ節転移の状態、がん細胞の組織学的悪性度、がん細胞の増殖度等)、患者様の全身状態、治療法に対する希望や意向などを考慮して決定されます。
個々の治療方針に関するご相談は、限られた情報では責任をもって適切なお答えをすることが難しく、申し訳ございませんがこちらの相談窓口では一般的な回答になってしまいます。
『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』という書籍がございます。こちらもご参考になるかと思います。
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