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ピンクリボンブレストケアクリニック表参道では乳がん検診、乳がんの精密検査、マンモトーム生検、乳腺に関するいろいろなお悩み相談にも対応しております。
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初めまして、31歳女性です。
母親が乳がんを患っており、私も心配です。
やはり、遺伝は深く関係するのでしょうか?
一度も検診を受けていないので心配です。
役に立った! 1なおさん、ご質問ありがとうございます。
乳がんの危険因子(乳がんになりやすさの指標)として、ご家族に乳がんになった方がいるのは、重要な因子の一つです。
特に第一度近親者(=両親、兄弟、姉妹、子供)に3名以上の乳がんの方がいる場合
あるいは第一度近親者に2名以上の乳がんの方がいて、しかも40歳未満の乳がんの方がいる場合や、両側の乳がんの発症がある場合、または乳がん・卵巣がん・すい臓がん・大腸がんなどを重複して発症している方がいる場合など、家族性乳がんと言って、BRCA1あるいはBRCA2という遺伝子の異常により、乳がんにかかりやすい状況が起きている可能性が疑われます。
このような遺伝子異常のある方は70歳までに乳がんを発症する確率は約30~90%と言われており、より注意して乳がん検診を行う必要があり、検診開始年齢や、検診で行う検査の組み合わせに工夫が必要になります。
また上記のような家族性乳がんの傾向がなくても、ご家族に乳がんの発症がある場合は、ない方に比べるとやや危険が高くなると言われています。
現在31歳でお母様が乳がんということは、お母さまの発症年齢は40歳未満ではないかもしれませんが、まずは現在のご自身の状態を把握するためにも、ご家族に乳がんにかかった方がいるかなどを、ご家族とお話をして情報収集をすることと、そしてご自身が乳がん検診をスタートすることをお勧めします。
はじめての検診で、どんな検査が必要かわからない場合はご予約の際にスタッフがご案内いたします。また検診ご受診の当日にもご家族歴や、これまでの状況を伺い適切な検診メニューをご案内しますのでご安心ください。
まずは乳房を守るための一歩を踏み出すことが大切です。
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