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両親とも他部位の癌で生存しています。姉は乳癌でしたが20年近くたっています。本年5月両乳癌と診断、部分て充分いけると言われましたが全摘しリンパ節への転移なくホルモン剤内服しています。両乳癌の人は卵巣ガンに気をつけたほうがいいと言われているようですがどの位のパーセンテージなのでしょうか?遺伝子検査も必要ですか?
役に立った! 0野崎さん、ご質問ありがとうございます。
両側乳癌の診断を受け治療中ということですね。
まず、同じ家系で若年発症の乳癌や卵巣癌の人がいる場合、遺伝性乳癌の可能性を疑います。
遺伝性乳癌の特徴は、若い年齢で発症しやすいことに加え、両側の乳癌を発症しやすく、乳癌と卵巣癌の両方を発症しやすいのも特徴です。
特にご質問の卵巣がんについては、BRCA1という遺伝子異常がある女性の40%が70歳までに卵巣がんになるといわれており遺伝子異常がない人に比べ40倍以上の発症リスクです。
ご親戚の方も含め家族歴はいかがでしょうか。
問診などで遺伝性乳癌である可能性があると医師が判断した場合、遺伝カウンセリングを勧め、血液検査による遺伝子検査を行う場合があります。
遺伝性乳癌の診断はBRCA1、BRCA2遺伝子に変異があるかどうかを調べます。
必ずしも遺伝子検査を受けなければならないわけではありません。
また遺伝子検査を受ける意義を十分理解したうえでその情報を正しく受け入れる準備をするためにも検査前には、専門のカウンセラーのもとで遺伝カウンセリングを受けて、検査を受けるか否かをよく検討することが大切です。
遺伝カウンセリングが受けられる医療機関は限られており、「遺伝性
乳癌・卵巣癌症候群の情報サイト」に掲載されていますのでご参考にされて下さい。
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