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唾液による遺伝子検査をしましたところ、100人中26人の確率で、乳がんにかかりやすい遺伝子グループに該当してしまいました。
高身長、出産歴なし、甲状腺低下がありチラージン服用、今のところ、乳がんは身内にいません。
私のような条件の人間の場合、
例えば、これから高齢で出産する
場合の乳がんのかかりやすさと、
出産歴なしのままのかかりやすさは
どちらが強く影響しますか?
高齢の場合は、出産しないほうが
マシになりますか?
そして、そもそも、
この唾液による遺伝子検査の
正確さなどはどう思われますでしょうか?
よろしくお願いします。
役に立った! 0りこしえ様
ご質問ありがとうございます。
40代での出産が特に乳がんの危険を高めるということはありません。
ただし、ご妊娠を希望される際に、不妊治療など女性ホルモン剤などの投与を受ける場合は、一部の乳がんは女性ホルモンの働きで成長が促進されることがあるため、治療開始前にあらかじめ乳がんがないか確認しておくことが大切です。
遺伝子検査の精度等に関しては、検査方法や指標としている遺伝子が何であるかによって大きく異なります。
検査をお受けになったところで、詳しくお聞きになることをお勧めいたします。
役に立った! 0ご回答ありがとうございます。
よくいろいろなサイトなどに記載されている、
乳がんの危険因子の項目に
高齢出産、あるいは出産歴がない人、などがありますが、
リスクを減らすには、高齢でも
出産しておいたほうが、出産歴がないよりは乳がんになる可能性は
低くなるという見解で
良いでしょうか?
役に立った! 0りこしえさま
不妊治療などを行わない自然妊娠で出産された場合は、出産していない方に比べると乳がんになるリスクがわずかに低くなります。
ただし、不妊治療などを行う場合は、女性ホルモン剤の投与などを行うことが多く、これによる乳がんリスクの上昇を加味すると不妊治療を行う場合は必ずしも出産がリスクを下げるとは言えません。
役に立った! 0ちなみに、良くパンフレットなどの資料に危険因子とかかれている”高齢出産”という項目の意味について、少しわかりにくいと思いますので追加でご説明いたします。
若年での出産をされた方と、高齢で出産をされた方を比較すると、高齢出産の方が、乳がんリスクが高くなるということで、高齢で出産すると乳がんの危険が高くなるという意味ではありません。
また、年齢に関わらず、出産経験のある方とない方を比べると、ない方の方が乳がんリスクは高いことが分かっています。
しかしこれは、あくまでも、多くの方の病気になりやすさの傾向を統計的に調べた結果で、出産をたくさんした方が乳がんにならない・・・というわけでは、ありませんので・・やはり誰にとっても検診をこころがけることが必要ですね。
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