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投稿詳細
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今年の2月に検診のつもりでマンモグラフィと触診をした結果、カテゴリー3-2左側に局所的非対称性陰影を認めると診断されエコーをしました。その結果は一度は異常なしと言われたのですが、私が左胸に違和感があってひきつる感じがすると言ったので再度医師によるエコーを受けました。すると見せてもらった写真には黒い丸いものがうつっていてはっきりしないのでMRI検査となりました。一度は異常なしと言われたのに?と思い聞いてみると、一度目のエコーでは脂肪と判断したかもしれませんと言われモヤモヤしてしまいました。一度目に異常なしと判断した先生と今回再度エコーをしてくれた先生が違うので先生の判断の違いでしょうか?MRIと言われ不安で不安でしょうがありません。MRIでそのしこりが癌なのか判断できるのでしょうか?長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。
役に立った! 0サヤ様、ご質問ありがとうございます。
エコー検査でご指摘のあったしこりについてのご質問ですね。
マンモグラフィでご指摘の「局所的非対称陰影」とは、左右を比べた時に片側にない白い影がもう一方に認められることを言います。
これは乳腺の重なりや腫瘤(しこり)があることで見られるもので、エコー検査で乳腺内を断面で見ることでより詳しく診断が出来ます。
画像を拝見していませんので、局所的非対称陰影の場所と今回エコーでご指摘のあった黒い影が同じ場所であるかは判断出来ませんが、
2人目の先生のおっしゃる通り、脂肪もエコー画像上黒く写ります。
超音波検査で見えた黒い影が正常の脂肪なのか腫瘍なのかについては造影剤を注射してMRIを撮影すると腫瘍は良性も悪性も造影剤で染まる性質があるため、正常構造(脂肪)かどうかの判別には役立ちます。
ただしMRI検査でもしこりが良性か悪性かの判別はマンモグラフィやエコー検査と同様100%ではありません。
ちなみに画像検査で腫瘍が疑われる場合、良性か悪性かを100%診断するには針生検などにより組織診断を行うことが必要です。
ただしすべてのしこりが組織診断が必要となるわけではなく、さまざまな画像診断を組み合わせて判断することによりかなり高い精度でしこりの性質を診断することができます。
どうぞお大事にされて下さい。
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