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投稿詳細
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去年の7月に人間ドックを受け、左の乳房に乳管拡張あり、カテゴリ2と通知がきてから、気になってある乳腺外科に行ってみました。
そこでマンモグラフィーを受け、乳管拡張は気にならないけどマンモグラフィーをした後に、乳首から分泌物が出たのでプレパラートで検査をしました。
その結果は異常なしで、その後、三ヶ月後、その次に四ヶ月後と同じ検査をし、異常なしでした。
前から胸の一箇所が痛く肋間神経痛と言われていましたが、また心配になり今日は初めて違う病院に行きました。
そして、痛いのはなんともない、大丈夫でしょうというかんじで終わり、触診とエコーをしました。
そしたら診察の先生とは別の先生がエコーをされ、またその後に診察の先生のところに戻りエコーの先生が書いた紙を渡されました。
そこには、左乳頭10時方向(A領域)に、拡張乳管を認め、同部は内部エコーが充満しています。明らかな血流なく、エラストでもやわらかい印象ですが、念のためカテゴリ3aです。
(2016年5月まで授乳されていたようです。明らかな流動エコーではありませんが残存乳汁の可能性も考えられます)と書いてありました。
カテゴリ3aとは様子見でいいそうですが、他の病院に行きもう一度検査してもらったほうがいいでしょうか?しこりがなくてもカテゴリ3aにはなるのでしょうか。
念のためカテゴリ3aとはどういうことでしょうか。
内部エコーが充満とはどういう意味でしょうか。
いつも行く乳腺外科には10月にまた行く予定です。それまで待って大丈夫でしょうか?
私は今第三子妊娠初期で、このまま妊娠を継続して大丈夫なのでしょうか。
よろしくお願いします。
(30代/女性)
役に立った! 0さよ様、ご質問、ありがとうございます。
乳管拡張のご指摘があるということですね。
乳管は乳頭部から放射状に徐々に細くなるように伸びる母乳の通り道です。
乳頭の近くの乳管は太く拡張していますが、乳頭から離れた場所も太く拡張している場合もあります。
その場合、乳管の中に腫瘍等の病変が認められるかどうかをよく確認しなくてはなりません。
さよ様の場合、拡張した乳管に内部エコーが充満(影の様なものが見え、乳管の中を埋めるように見える)とのことですが、
画像上は異常はなく、授乳をされていた過去の経緯から母乳の残りの可能性が高いと診断されたのだと思われます。
カテゴリー3aとは、「良性の可能性が高い」という意味で、通常は経過観察となります。
ご妊娠中でご不安もあるかと思われますが、今回の画像結果や分泌物の細胞診の結果からはご心配はないと思われますので、
主治医の先生のご指示通り10月にご受診下さい。
全国的に乳腺科のご予約が大変混み合っていますので、様々な医療機関を転々とするのではなく、同施設で過去の画像としっかり
比較しながら経過観察されることが大切になりますので、落ち着いて行動されることをお勧め致します。
どうぞお大事にされて下さい。
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