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投稿詳細
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最初の診断では2センチくらいのシコリで温存療法で大丈夫とのことでしたが乳房MRIしたら、10センチくらいに広範囲にわたり全摘手術と言われました…
かなり大きかったので、生命の不安をたいへん感じています…
リンパ節転移は手術しないとワカラナイとのこと…
こんなに大きくて、転移してないなんて、ありえるんでしょうか?
役に立った! 0山田 美佐子様
ご質問ありがとうございます。
これから治療を進めていかれるご様子、いろいろ不安も多いことと存じます。
ご質問のしこりの大きさについてですが、通常マンモグラフィや超音波検査で把握されるしこりの大きさと手術前に行われるMRI検査のしこりの大きさには大きな違いがにことがほとんどですが、時にはMRI検査でのしこりの大きさの評価が他の検査に比べて非常に大きくなることもあります。
これは腫瘍の大きさとは通常はがん細胞が塊を作っている範囲と一致していることが多いためそれぞれの検査での大きさに大きな差が出ないのですが、時にMRIがしこりの大きさよりかなり広い範囲に病変が広がって居る状態を映し出すことがあります。これは塊の部分(しこり)から連続し、乳管というミルクを通す細い管にの内部に沿って、正常構造を壊さずに、がん細胞が周辺へ広がっていることがあり、これが造影造影剤を使って撮影したMRIで映し出されるからです。
実際に塊になっている10センチのしこりがある場合と異なり、塊の部分のしこりは2センチで、周辺に乳管内のがんのみが広がっている範囲を加えるとがん細胞が広がっている範囲が10センチという場合は全身転移の危険が高くなるとは言えません。
山田様の状況が上記のどちらに当てはまるのかは、実際は画像情報などを確認しないとわかりませんが、お話の内容からは後者の可能性が高いのではとおもいます。正しく現状を把握し、情報を整理することが大切です。少しでも不安を解消できますよう主治医の先生にもう一度詳しくお話をお聞きになることをお勧めします。
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