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投稿詳細
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はじめまして。10月に右乳癌で全摘した者です。病理の結果、非浸潤性乳管癌で(術前術後検査変わりなかったです)
ホルモン療法をやってもやらなくても良いと言われました。
ただ…左乳房に5ミリの乳管内乳頭腫が再検査中に見つかって、針生検を得て
良性と診断されて経過観察となりました。慌ただしく手術まで過ぎてしまったので考える余裕もなかったのですが、
術後一カ月過ぎて気持ちも余裕ができて、乳管内乳頭腫について調べてみた所…乳頭腫付近に癌が発生する場合もあると知り、せっかく全摘までしたのに…ってまた…って不安になってしまいました。
分泌もないし、5ミリと小さいので経過観察となったのですが、切除をしている方も多いので不安です。経過観察で大丈夫でしょうか。すぐにでも切除したい気持ちもあったりグルグルしています。
後、乳頭腫もあるので、非浸潤癌でしたがホルモン療法もはじめました。予防効果はあるのでしょうか??
役に立った! 0たまこさん
ご質問ありがとうございます。
左乳房の良性腫瘍(乳管内乳頭腫)が術前の針生検検で確認されたとのこと。乳管内乳頭腫は、太い乳管内にできる良性のしこりです。針生検され良性と診断されているとの事ですので、乳がんでなくて一安心でしたね。乳管内乳頭腫により乳頭からの分泌や出血などの症状が起きることがありますが、経過観察中に今までない症状が出現したり症状が悪化した場合などは主治医と相談しながら治療や経過観察の方法を検討されることをお勧めします。
せっかく右乳房を全摘までしたのに…。不安なお気持ちは、理解できますが、まずは幸い0期の早期で発見し治療ができたことは、ご自身で早めに行動できたからこその成果です。右乳房の乳がんの治療に関しては、主治医と相談しながら自信を持って進めてください。
ホルモン治療については、非浸潤性乳管がんの病理結果により治療法の選択肢は違ってくるかと思われます
一般的には、非浸潤性乳管がんであれば、微小転移を伴う可能性は低いと考えられる為、多くの場合は、術後に薬物療法は必要ないと言われています。ホルモン受容体陽性の場合は、乳房温存手術後にタモキシフェンを5年間服用するという選択肢もあります。
ちなみに、ご質問の
反対側の左乳房に新たに乳がんが発生することに対してのホルモン療法が予防効果については、これに関しては、様々な報告はありますがまだ明らかな科学的根拠はありません。
ご不安に関しては、ご病状と治療の効果をよく理解することで解消できることも多くあります。
医師や看護師、薬剤師など医療スタッフに遠慮せずに思っていることをご相談してみてくださいね。
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