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投稿詳細
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こんにちは。
左乳房が徐々に腫れと、痛むようになったため、受診し、針生検を行い、肉芽腫性乳腺炎と診断されました。経過の中で、関節の痛みや足に赤斑もできました。
現在、近くの乳腺専門の病院で、様々な抗生物質を一定期間内服し、超音波、血液検査にて大きさなどの経過を診てもらっています。膿を排出する管などは入っておらず、一度も膿を出したことはありません。抗生物質を内服しているせいか、疾患によるものか、疲れやすいです。
先生からは、症例数も少なく、治療法もはっきりとしておらず、経過も1か月程度から2年程度と幅広い、と説明されました。現在は、ゆっくり付き合おうと考えています。
一人目出産より、3年経過しており、妊活中の発症でした。
そこで、質問ですが、、、、
抗生物質は菌に効くものが見つかるまで、内服しなければいけないでしょうか。現在、乳房の痛みもないので、抗生物質は、飲まなくっていいのであれば内服したくない、というのが本音です。
もう一つ、この疾患後に授乳は可能なのでしょうか。再発はしやすいと聞いてますが。
前回の受診で、「今後、どうやって進めていこうね」と先生から言われており、自分自身でもインターネットなどで調べ始めました。できましたら、可能な範囲で先生のご意見を伺いたいです。
よろしくお願いいたします。
役に立った! 0KAMさま
ご相談ありがとうございます。
肉芽腫性乳腺炎の場合、通常の乳腺炎とは異なり、必ずしも細菌などの感染に伴うものではありません。したがって膿がたまるような状態もほとんどありません。自己免疫疾患(膠原病)のような背景があり、そのために乳腺に炎症を起こしていることもあり、このような場合は抗生物質など感染に対抗する薬剤ではなく、ステロイド剤を使うことで炎症が改善することがあります。
症状をお伺いすると関節痛は皮膚の紅斑などの全身症状もあるということは、むしろ、膠原病関連疾患による症状ひとつで乳腺炎が起きている可能性も考えられ、その場合はステロイドの効果が期待できます。リウマチやSLEなど全身症状が背景になるかどうかについては内科的な検討も必要です。
いずれにしても、主治医の先生とご相談しながら、上記も含め治療の選択肢を少し広げる必要もあるかもしれません。
細菌性の乳腺炎はくり返すことも多いですが肉芽腫性については、もともと慢性的な状態であることも多く、しかしながら授乳の妨げにはならないことも多くあります。
ご心配が多いかと思いますが、まずは今の状態を改善できるように治療を進めていかれますようお願いします。
役に立った! 0私も2年前に肉芽種性乳腺炎を発症し、ステロイド治療を10ヶ月やりましたが完全には消失せず、ステロイド量を減らすと腫瘍も大きくなってしまうため、去年に摘出術を行いました。その後の傷も綺麗になり、通院もすぐ終了となりした。
今年、2人目も出産し、摘出した側は少し量は少ないですが、授乳もできてますよ(๑′ᴗ‵๑)
役に立った! 0私も肉芽腫性乳腺炎になりつい2日前からステロイド治療をし始めました。
毎日辛く思っていましたが、しみさんのお話を聞いて気持ちが明るくなれました。
ありがとうございました。
役に立った! 0三年ほど前に、肉芽腫性乳腺炎であろうと診断をうけました、
経過観察中、赤味も、痛みもなくなり、
ステロイド治療はしていません。
しかし、生理前になると、時折再然し、赤味痛み、しこりも、大きくなります。
なかなか、根治は、難しいですか?
定期的に、マンモ、エコーは、一年毎にうけています。
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投稿者:不明投稿日:2021/07/15(木) 18:25 [No.9552]この投稿は削除されました
やま様、質問ありがとうございます。
肉芽腫性乳腺炎の原因は不明で自己免疫疾患、出産、授乳、経口避妊薬や内分泌環境の変化(高プロラクチン血症など)、細菌の感染などが関与していると考えられています。
診断や治療が難しい場合があり慢性的な状態であることが多いため、現在の状態がどうなのか併発する他のご病気があるのかなど含め、診察し治療を行っていきます。
経過観察中との事ですが症状が続き日常生活に支障をきたすようでしたら、主治医の先生と相談し処置してもらうのが良いと思います。
お大事になさってください。
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