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投稿詳細
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こんにちは。
2年に1度の市区町村乳ガン検診を毎回受けています。
視触診、マンモグラフィ共に精密検査不要でしたが、
今回初めて《乳房の構成》不均一高濃度とあり、
心配になったので後日エコーを撮りに行きました。
送付された結果によると、
《判定》C 右嚢胞 とありました。
軽度異常があり、生活改善又は経過観察を要します。
との説明がありますが、
乳腺科など病院へ行った方が良いのでしょうか?
エコーを受けた所は健康診断専門のクリニックで、
受診などはしていないようです。
出産経験はありません。
よろしくお願い致します。
役に立った! 0Moko様、ご質問ありがとうございます。
視触診とマンモグラフィーの結果、精密検査不用、不均一高濃度のご指摘を受けたということですね。
「不均一高濃度乳房」とは、マンモグラフィーの画像上乳腺の密度が比較的高い(乳腺が多い乳房)ことを表しています。
乳腺密度が高い順に、①高濃度 ②不均一高濃度 ③乳腺散在 ④脂肪性とグループ分けされています。
病名ではありませんのでご安心下さい。
ご年齢と共に乳腺が脂肪へ置き換わるとされていますが、日本人女性の場合、高濃度、不均一高濃度の乳房の割合が高いと言われています。
乳腺の密度が高い場合、マンモグラフィー単独の検査ではしこり等の病変が乳腺に隠れてしまう可能性があり、検査の精度が下がってしまうことがあります。
それに対して超音波検査は、乳腺の中を断面で診ることが出来るため、マンモグラフィーで隠れてしまうような病変を発見することが出来ます。
エコーでご指摘のあった右嚢胞についてですが、嚢胞は乳腺の中に水が溜まった袋が出来たもので、臨床でよく見られる良性のしこりです。
女性ホルモンの影響で大きくなったり小さくなったり、消失したりしますが、直接癌に変わることはありませんのでご安心下さい。
1年後の経過観察で宜しいかと思われますが、新たな症状や変化がありましたら早めに乳腺科をご受診下さい。
出来ましたら、マンモグラフィーとエコーの組合わせでの検査をお勧め致します。
どうぞお大事にされて下さい。
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