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投稿詳細
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乳汁分泌があったので、マンモグラフィーと超音波の検査を受けました。
マンモグラフィーの結果、良性の石灰化が見られるとのことでした。
マンモグラフィーの画像を見ただけで良性か悪性かわかるものなのでしょうか?
特に精密検査を、とは言われていなく、1年後の検査でいいとのことで、不安に思っています。
石灰化があった場合、精密検査の必要はないのでしょうか?
役に立った! 0ご相談ありがとうございます。
石灰化のご指摘があり、ご心配とのことですね。
良性石灰化とは、母乳成分や体液の一部が沈殿し固まったものです。石灰化のほとんどは良性ですが、まれに乳癌が発生・増大する過程でも生じることがあります。
この石灰化の違いは、大きさや形・分布(広がり方)などによりきちんとカテゴリー分類され、良性・悪性疑いの診断がされます。石灰化の描出および評価にはマンモグラフィ検査がとても優れています。超音波検査では良性石灰化の場合、サイズや数にもよりますが、描出できない場合が多いです。悪性の場合には、石灰化以外の病変も伴うことがほとんどなので、超音波でも何かしらの指摘を受けます。
良性の石灰化は決して珍しいものではなく、マンモグラフィを行うとかなりの割合でみられます。
万が一、一度の検査で良悪性の判別が付きにくい場合は、半年後の経過観察などの指示がありますので、今回は明らかに良性の石灰化だったと考えられますのでご安心ください。
役に立った! 0たいへん丁寧なご返信ありがとうございます。
「悪性の場合には、石灰化以外の病変も伴うことがほとんどなので、超音波でも何かしらの指摘を受けます。」
とのことですが、超音波の結果、のう胞と乳管拡張がみられるとのことでした。
この場合は心配ありませんか?
石灰化以外の病変も伴い、超音波で指摘があったので心配です。
よろしくお願いいたします。
役に立った! 0前回の返答をご確認いただきありがとうございます。
超音波の結果で「のう胞と乳管拡張」があったとのことですが、こちらは正常でも多くみられる所見ですのでご心配ありません。
前回お答えしました「悪性の場合には、石灰化以外の病変も伴うことがほとんどなので、超音波でも何かしらの指摘を受けます。」は、超音波検査でも異常の可能性のご指摘と言うことですので、今回のように判定で異常なしと診断されるものは含まれませんので、ご安心ください。
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