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先日健康診断があり、緊急性のあるものについては電話で連絡をするということでしたが、ありませんでした。
しかし、結果で、乳房触診で左が乳腺腫瘤疑で要精検、超音波検査では左が線維腺腫疑、右が乳腺のう胞で一年後要再検査でした。
何故、触診と超音波での診断が違うのでしょうか。どちらが正しい判断なのでしょうか。二つとも「疑」とすることで確定できないことを表しているのでしょうか。
また、総合的な医師の判断としては一年後要再検査でした。どういうことなのでしょうか。
また、乳腺腫瘤とは乳がんなのでしょうか。
役に立った! 0あおいさんご質問ありがとうございます。
触診でしこりのように触れる部分がある場合、“乳腺腫瘤”と記載することがありますが、実際に画像の検査を行わないと手に触れる腫瘤がなんであるかの確認はできません。
したがって画像の検査を行って初めて、触診で指摘された腫瘤(しこりのようなもの)が、腫瘍(良性の乳腺線維腺腫など、あるいは悪性の腫瘍すなわち乳がん)なのか、女性ホルモンの働きで発生する乳腺のう胞なのか、あるいは正常の乳腺が固く触れているのみで異常ではないなど、その正体があきらかになるわけです。
画像の検査で腫瘤の正体が分からず乳がんの可能性が画像検査のみで否定できない場合はいこりに針を刺して細胞や組織を採る検査をします。
特に乳癌の可能性がかなり低く、良性のしこりの特徴が画像の検査で判断できる場合は多くあります。この場合は、しこりの組織をとって顕微鏡で検査しているわけではありませんので100%の診断ではありません。したがって、“○○疑い”という書き方で、しこりの診断名を書くことになります。
乳がんの可能性を考えている場合は1年後の再検査を勧めることは通常ありませんので、今回の場合は乳腺線維腺腫という良性の腫瘍が大きくなっていないかなどの確認のため経過観察を勧められたものと思われます。
一部の乳腺線維腺腫は稀に急激に増大することがあります。ご自身で自己検診を行いしこりにお気付きになった場合は1年たってなくても乳腺科へ受診することをお勧めします。
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