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投稿詳細
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こんにちは。
先日集団健診で超音波の検査を受けたところ、要精密検査の通知を頂き、近所の乳腺外科受診をしてきました。
触診と超音波とマンモの検査を受け、超音波で黒く見える問題のない嚢胞がいくつかあり、
左右にひとつづつグレーにうつる嚢胞がありました。
絞ると乳頭から分泌液が出るので(白や透明や透明の薄い黄色)、分泌液の検査をして頂き結果を待っている状態です。
その結果により針を刺して検査するか決めましょうとの事でした。
とてもとても心配で落ち着かない状態です。
分泌液の検査の信ぴょう性はどの様な感じでしょうか?良性であれば安心して良いのか念のため針を刺して検査もした方が良いのでしょうか?
役に立った! 0みみ様ご質問ありがとうございます。
分泌物の検査についてですね。
分泌物の検査(細胞診)の結果は5段階で評価されます。
クラスⅠ、Ⅱは良性、クラスⅣ、Ⅴは悪性。クラスⅢは良性か悪性か鑑別困難という結果になります。
細胞診は針生検に比べ少量の細胞で検査を行うため十分な量の細胞を採取できずクラスⅢが出ることもあります。
また、線維腺腫や乳管内乳頭腫などの良性疾患、正常乳腺などもクラスⅢの結果が出ることがあります。
その場合は時間をおいて再度細胞診を行うか針生検(組織診)を行う事になるかと思います。
針生検(組織診)は細胞診よりも太い針を使った検査で細胞診よりも体への負担が大きくなりますが、細胞診に比べ十分な細胞量を採取することができ、癌かどうか(悪性か良性か)を確定する診断になります。
細胞診で良性の場合は安心して良いかと思いますが、どうしてもご不安な場合は主治医と話し合っていただいて針生検を視野に入れても良いかと思います。
濃縮嚢胞についてですが、濃縮嚢胞とは嚢胞の中身の一部が古くなりドロドロしてきたり、内部にタンパク成分が混在し濁って見えるようになったもので臨床でよく見られる良性のしこりになります。
これ自体が悪いものになることはありませんので安心なさってくださいね。
また、嚢胞や乳腺症、乳管内乳頭腫(乳管内にポリープが出来たもの)、軽度の乳管拡張などの良性の所見が原因で乳頭から分泌物が出る事もあり、分泌物があるからと言って、必ずしも悪いものだとは限りません。
細胞診の結果が出るまでとてもご不安かとは思いますが、あまり悪い方に考えすぎないようになさってくださいね。
役に立った! 0ご丁寧なお返事どうもありがとうございます。
分泌物検査の結果を聞きに行ったところ、左右でクラスIとクラスIIで安心しました。
先生からは3ヶ月後の超音波を受けるようにとのお話しでした。
また3ヶ月後に良く診て頂こうと思います。
結果が出るまで本当に落ち着かない日を過ごしましたが、健診の大切さを身に染みました。
この度はありがとうございました。
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